応募は終了しました。
We received many wonderful submissions from around the world, making the selection process very challenging.
After careful consideration, we have selected the following work:
Lunar Rendezvous / Adam Beiter
We sincerely hope that the works not selected this time will find performance opportunities in the future.
Thank you once again for your contributions.
Takaaki Shibata, Mandolinist
Kosuke Hashizume, Director of Rosetta
世界各国から多くの素晴らしい作品が集まり、選考は非常に難航しましたが、最終的に以下の1作品を選考しました。
Lunar Rendezvous / Adam Beiter
今後も、今回残念ながら選考されなかった作品にも
演奏の機会が訪れることを心より願っております。
改めて、ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。
柴田高明(マンドリン奏者)
橋爪皓佐(ロゼッタ代表)
「A Mandolin with…」は、マンドリン奏者柴田高明が開催するリサイタルにおいて、新たな「マンドリンを含む室内楽作品」を創作する室内楽プロジェクトです。マンドリンという楽器は、ヨーロッパにて確かな歴史を有しているものの、現在楽器としてのポジションが確立されているとは言えず、現代において生み出されるレパートリーの少なさの原因となっています。古くからリュートが重要な楽器として流行していたこと、また日本の琵琶や三味線のように、西洋音楽に限らず世界各地で撥弦楽器は重要な地位を占めています。その中でも、ヴァイオリンと同音域の撥弦楽器であるマンドリンは、今後より重要な役割を担う可能性を持っています。
本企画は、マンドリンが歩んできた歴史を踏まえ、マンドリンという楽器が現代音楽における重要な選択肢となることを目指すものであり、
- 古典から現代までに作曲された既存の作品
- 今回のプロジェクトのために作られた新曲
により構成します。
新曲の委嘱と作品公募によって、将来に向けたマンドリンを含む室内楽のレパートリー拡充を図ります。
本プロジェクトは2025年より3年間、各年4月頃に開催予定の公演にて発表、次にあげる3つのテーマにより構成されます。
- with Voices/Winds 管楽器、声とマンドリンによる室内楽(2025年4月公演予定)
- with Bowed Strings 絃楽器とマンドリンによる室内楽(2026年4月公演予定)
- with Mixed Instruments/Voices マンドリンと、管、絃、打楽器、声楽による室内楽(2027年4月公演予定)
2024年公募について
2024年は「with voices/winds声、管楽器とマンドリンによる室内楽」について公募を行います。以下公募要件をご参照ください。
楽器編成
マンドリンと、以下の楽器群および声楽によるデュオ/トリオ編成。
各楽器最大1名のみ。
- フルート(フルート、ピッコロ、アルト)
- サクソフォン(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)
- クラリネット(B管、A管、バス)
- 声楽(ソプラノ、バスバリトン)
演奏者や編成に関する注意点
- マンドリン属に関しては、トレモロ、ピッキング奏法を明確に記してください。
- 声楽(歌唱)にテキストを使用する場合は、以下のいずれかの条件に従ってください。
① 日本語、もしくは日本語からの翻訳テキスト(英、独、伊、仏。その他の言語については、発音記号を記載するなどすれば可能)。どちらの場合もパブリック・ドメインの作品(作者の死後70年が経過しているなど、日本国内において著作権が消滅している作品等)であること。
② 応募者によって作成されたテキスト(日、英、独、伊、仏。その他の言語については、発音記号を記載するなどすれば可能)や、言語的でない表現方法の指定。応募者以外によるオリジナルのテキストを使用する場合、必ず作者に応募と使用の許諾を取ること。
応募に関するルール
- 演奏時間:制限はありません(作品の長短は選考に関係しません)
- 締切: 2024年12月31日
- 参加費、年齢制限はありません。
- 既に公表されている作品は応募できません。
- 記譜の方法は問いません。言語による解説や指示*には必ず日本語か英語(もしくは両方併記)を用いてください。(*五線譜中のイタリア語など、音楽用語として一般的なものは使用できます。)
- 一人につき一作品まで応募できます。
- 選考結果は2025年1月31日までに柴田高明HP/ロゼッタウェブサイト上で発表します。
- 2-3作品程度を目安に採用予定です。
- 応募者に対して金銭的報酬はありません。
- 著作権は作品を制作した応募者に帰属しますが、初演は2025年4月13日(日)柴田高明マンドリンリサイタルにて行うことに合意していただきます。
- リハーサルは、日本の関西地方(主に京都)で行われます。遠隔地にお住まいのかたは録音・録画のやりとり、オンラインミーティングなどでリハーサル内容をご確認いただきます。
- 採用者は初演にご招待します。(交通費・滞在費は支給されません。)来場が難しい場合、初演の録音を差しあげます。
応募方法
ロゼッタHP下部にある応募フォームにて受け付けます。
https://rosetta-music.com/call-for-scores/
*郵送等では受け付けておりません
本企画の内容、応募方法など質問がある場合は、事前にshibatakatan*gmail.comよりご連絡ください。